色素の種類や形状に応じて治療法は異なるべきです。
美容クリニックが大規模化し商業化が進む中、同じレシピで画一的な治療が行われています。
色素治療はこのようなアプローチでは、大きな副作用を引き起こし、長期間苦しむことになります。
色素治療は色素の種類に応じて異なり、他の皮膚治療よりも正確な診断と計画的なアプローチが必要です。
真皮層
シミ、色素沈着の発生
シミ、色素沈着の発生
表皮層
そばかす、シミの発生
そばかす、シミの発生
皮膚の深さとレーザーの波長
色素の種類や位置に応じて、さまざまな波長のレーザーを正しく使用することが重要です。
表皮層：そばかす、シミ、老人性イボ
真皮層：シミ、色素沈着、太田母斑、ニキビ跡
血管問題：顔面紅潮、ニキビの赤い跡
1.シミ、色素沈着
深い真皮層に位置する色素の問題で、繰り返し治療が必要です。
2.そばかす、シミ
表皮層に発生する色素の問題で、1回の治療でも効果が見られます。
3.紅潮、血管問題
血管が過度に拡張して発生する問題で、繰り返し治療が必要です。
そばかす、シミ、老人性イボの治療
皮膚表面ターゲットレーザー
エクセルVレーザー KPTモード
皮膚表面、浅い浸透が目標のレーザーで、表皮層に位置するメラニン色素を破壊するレーザーです。 皮膚表面の問題は1回の施術で良い効果が得られます。個人によっては数回の施術が必要な場合があり、施術後に一時的にかさぶたや色素沈着が発生することがあります。
シミ、色素沈着の治療
1064nm波長レーザー
ピコトーニング、レーザートーニング、ジェネシストーニング
深い真皮層に達する波長のレーザーで、深く埋まった色素病変を治療する際に使用されます。 深い色素は1回の施術では効果を得られず、3回以上の繰り返し施術が必要です。また、複合施術を行うことでより良い効果が得られます。
紅潮、赤い跡、血管の治療
血管ターゲットレーザー
エクセルV KTP & ロングパルスYAGモード
表皮に近い赤い血管、深い部位の青い血管、拡張した毛細血管など、症状に応じてさまざまな波長のレーザーが必要で、状況によっては複数回の繰り返し施術が必要です。
色素治療 Q&A
Q. シミレーザーだけ受ければいいですか？
Q. 色素レーザーは何回受ければいいですか？
Q. シミが再発し続けているが、止める方法はないのですか？
